蛭田貴 行政書士事務所

行政書士の蛭田　貴です。
本日は、建設業許可申請における「第7号　常勤役員等（経営業務の管理責任者等）証明書の確認書類・３」について
ご説明します。

常勤役員等（経営業務の管理責任者等）には、１．常勤性と２．法人における役員等の経験（役職・年数）３．法第7条第1号（規則第7条第1号イ）の期間の証明　を証明しなければなりません。
今回はその３として、法人における役員等の経験（役職、年数）についてご説明します。

法人における役員等の経験（役職、年数）は以下の書類のうちいずれか1つを提出します。

①登記事項証明書又は閉鎖した役員欄の謄本（常勤の期間分）
②令3条に規定する使用人にあっては、期間分の建設業許可申請書又は変更届出書
③建設業に関し経営業務の管理責任者に準ずる地位にある者としての5年以上経営業務を管理した経験で申請する場合は以下の書類すべて提出（写し可）
・地位を確認するものとして組織図
・事業部門を確認するものとして業務分掌規程
・業務執行を確認するものとして定款、執行役員規程、執行役員職務分掌規程、取締役会規則、取締役就業規程、取締役会の議事録のいずれか
・経験の期間を確認するものとして取締役会の議事録、人事発令書のいずれか
④建設業に関し経営業務の管理責任者に準ずる地位にある者としての6年以上経営業務の管理責任者を補助する業務に従事した経験で申請する場合は以下のすべて提出（写し可）
・地位を確認するものとして組織図
・補佐経験を確認するものとして業務分掌規程、過去の稟議書のいずれか
・補佐経験の期間を確認するものとして人事発令書
　

次回は、法第7条第1号（規則第7条第1号イ）の期間を証明するものについてご説明します。

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